アッテネーター

DALEの巻き線抵抗を使ったアッテネーターです。通常、こういったものを買おうと思ったら、相当高価につきます。福沢さんが集団でお引越しするのを覚悟しなければなりません。
しかしそこは自作派の強み、自分に必要な部分だけを切り出して作れば、樋口さん一人で済ませることもできます。


まずは普通のボリュームで、普段使う範囲の抵抗値を測定します。私の場合は-6db〜-26dbの範囲しか使っていないことが解りました。この範囲で、何ステップが必要かと言えば、おそらく5〜10ステップもあれば十分でしょう。-60db、25ステップなんて実際は必要ありません。

結果できあがったのは7ステップのシリーズ型です。この程度ならロータリースイッチも安くて済みます。シリーズ型では全ての抵抗に信号が通ることになりますが、元々抵抗の数が少ないので気にしません。



抵抗器230円×16、ロータリースイッチ300円、アルミダイキャストケース850円(特価)。合計4830円です。ツマミと端子は部品箱にありました。



ただし、今使っているCDプレイヤーの出力レベルと、アンプのゲインと、スピーカーの音圧と、全てに依存します。システムを変更したら、調整できる範囲を飛び出してしまうかもしれません。ゲインの変更できるラインアンプとか作るかな・・・


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